さあ、最大の難関である。
それとなく以前から「トレーラーが欲しい!」と言っていたのだが、その度に「そんな!今までのキャンプ道具はどうするの?
そんなお金家にはないわヨ!」とかるくあしらわれていた。
そこで幾つかの作戦を立て、実行する事に。
1. 雑誌で興味を引く作戦
キャンプの本といえばガルヴィだけだったが、Auto Camper・キャンプCarガイドという雑誌を新たに購入し目に付く所に置いてみる。 しめしめ、見てる!見てる! (^。^)
2.「こんなのヤダ!、これだったらいい!」と言わせる作戦
当初、「中古キャンピングカーでもいいかな」などと考えていたが、お母さんは「中古車なんてイヤ!」とのたまわく。 それならば「これがいい!」と言わしてみせようじゃないか。
@ 低価格トレーラーでいいからと…。
雑誌に掲載されている中から「インディアナ-ジョイ99万円、これは安い! これなら買えるんじゃない?」とさぐりを入れる。案の定「こんなのイヤ!」との返事。
エへへ、順調、順調。
A 近隣のトレーラー販売店へドライブに誘う。
「本当に見るだけだから」とドライブがてらトレーラーを見に行く事に成功する。
★ 福島飯坂インターチェンジの近くの店へ…。
トレーラーはファンシーの中古車とアメリカから輸入のシーラスという車が展示されていた。中古車は除外して、シーラスを見せて頂く事に。ちょっと小さ目だけどフル装備で198万円!。
「これがいいんじゃない?」と問い掛けても返事がない。 ついでだからと、クラスCのキャンピングカーを見せて頂く。価格は645万円。車内の広さとゴージャスな作りに「私、これだったらいいな」などと言っている。 おもわず「えっ!」と叫んでしまった。(何を考えているんだろう?) でも、大分興味を持ったみたいだ。 もう一押しだ。
★ 仙台のインディアナの代理店へ…。
今回はあまり抵抗もなくドライブがてらの見学に出発。だいぶ作戦が進行しているみたいである。ムフフフ。
途中、高速(仙台南インター)を降りた所にキャンピングカーの展示場を発見し立ち寄ってみるが、対応が良くない。ムッとしてすぐに目的地へ。 まずV2-Lを見る事にする。オープンスペースが広い低価格車である。これには「トイレやシャワーが付いていないからいや!」との事。 「おっ、ずいぶん反応が変わってきたゾ」と一人ほくそ笑む。
次にスイフト5を見せて頂く。イギリス製のゴージャスな作りに「大きさといい、これならいいわネ」との発言。 おもわず「これに決めちゃおうか?」と尋ねるが、またもや返事がない。
だいぶ傾いているんだけどな〜。
3.「最後の手段」譲歩作戦 。
購入金額を○○○万と設定し、資金繰りを考える。
トレーラーを購入すべく貯金していた物を頭金として払っても、残りはローンを組むしかない。銀行の自動車ローンを調べ(2.5%固定金利)月々の返済額なども検討する。
さあ、最後の手段だ! 本当はこれだけは言いたくなかったのだが…。
お父さん「月々の小遣いから2万円を出すから買おうヨ」と譲歩する。
お母さん「そおね〜。それなら買ってもいいわヨ!」と返事する。
お父さん「んっ?」・・・・・・・・絶句 (*_*)
その言葉を待っていたかのような即答であった。本当はお母さんも欲しかったんじゃないか! やられた〜と思ったがあとの祭り。
策士策に溺れた? こうして、作戦は大成功に終わった。 もしかすると、単に手の平の上で泳がされたのかもしれないが、何はともあれ購入する事に決定したのである
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