組織のお話


 第1回定期演奏会は合計して一般・大学生15名、高校生準団員10名、中学生準団員20名、応援(先述の会津シンフォニックアンサンブル及び千葉大学管弦楽団からのお手伝い)15名の計60名で行いました。
 結果としては十分な編成ができたわけですが、組織を整備してから演奏会をめざしたのではなく、あくまで演奏会の開催を念頭にしていたことと、一般団員の実人数が少なかったことからとりわけ会計面では大きな負担を強いられました。そこでこの問題を解消するべく第1回総会を平成8年4月30日に開き、規約を制定して団員の組織化をはかりました。これによって決議機関としての総会、準決議機関としての事務局とその構成人員が規定され、より安定した活動を展開することができるようになりました。
 事務局は団の活動を円滑に行うために設置され、事務的な仕事を分担しつつ団全般の運営を行っています。役職としては代表・副代表・事務局長・会計・事務局員・ライブラリアン・会計監査があり、実質的な団の運営を行っています。事務局内では各役職の仕事領域にとらわれずに、お互いに仕事を分担して協力しながら取り組んでいます。
 団の活動にあたって必要な資金は主として依頼演奏の謝礼および一般団員の自己負担によって賄われています。第1回の定期演奏会までは活動費用を必要に応じて適宜徴収しましたが、全てはじめから準備する最初の演奏会では一般団員の自己負担額が増大し、大きな問題を提起しました。そこで今後の定期演奏会での負担を軽減するために、依頼演奏によって謝礼をうけるなどの策を講じています。
 平成11年に後援会が発足し、経済的な援助を受けられるようになりました。


発足のときのお話第1回定演にこぎつけるまでのお話/組織づくりのお話/これまでの演奏のお話現在

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