初めての Trailer CAMP 体験記

雪の中のトレーラー

キャンピングトレーラーでの初めてのキャンプ・・・
この感動を忘れない内に体験記としてまとめました。
この文章も長いので、回線を切ってキャッシュでご覧頂く事をお勧めします。

ついに念願のキャンピングトレーラーを発注した。となれば一時でも早くキャンプに行きたいものである。丁度ファミリーパーク那須高原からDMが届いていて、2月14・15日に新春キャンプ大会を開催との事。早速予約を入れ、購入先へ納車期日のプレッシャーをかける。

もう少し早く納車になる予定だったが、ヒッチメンバーの取り付けに時間がかかり(一部合わない為に削ったのだそうだ)、結局キャンプ前日(13日の金曜日 大安吉日)の昼過ぎの納車になってしまった。夕方からTVの配線やら収納棚などをセッティングする。お母さんは台所用品を運び込んだ。
100Vの外部電源を繋ぎ電灯の点くのを確認し、プロパンガスのコックを開けヒーターやガスレンヂに火が点くのを確認する。「おお!点いた点いた」と一人ニヤニヤする (~o~)
よっぽどこのまま泊ろうかと思ったが、グッと我慢する。

出発当日はなぜか朝早くから目が覚めてしまった。お母さんからは「もう子供と一緒なんだから・・・」などと言われ、テンションの高い自分に気が付く (^^ゞ
朝食もそこそこにキャンプ道具の積み込みだ。子供達もいつもより積極的に手伝ってくれる。荷物の少ない分積み込みも非常に楽である (^^ゞ
次にカセットトイレのセッティングをする事にする。説明書に書いてある通りに水を入れ消臭材を入れる。完了後トイレのスイッチを押すと、「おお!ちゃんと流れるじゃん」と一人ニヤニヤする (~o~)
今回は普通の電源付サイトなので水道の蛇口がない。そこで清水もタンク半分だけ積んで行く事にする。(ちゃんと清水用ホースが付いているのですヨ。)入水完了後、蛇口のコックを開くとウィ〜ンというポンプの音と共に水が出るではないか。再びニヤニヤ (~o~)
いよいよヘッド車との連結だ。お母さんと二人でトレーラーを動かしてみると、意外に簡単にスムーズに移動する事ができた。前輪のジャッキハンドルを回し、カチッと音がして、連結OK。セーフティワイヤーと電源も繋ぎ、方向指示器やブレーキランプが点くかどうか、後をお母さんに見てもらう。「ちゃんと点いてるヨ」の言葉にまたもニヤニヤ (~o~)

さあ!出発だ。でも全く運転(バック)の練習をしないで公道に出る事になってしまったのだが、はたして大丈夫なんだろうか?ワクワクドキドキしながら動き出す。「お〜!ちゃんと後ろからついてくる」と長女の声。バックミラーやサイドミラーで後方視覚を確認する。意外によく見え、前進する限りでは全く問題がないようだ。
当然安全運転である。他の人の視線が気になる。もうニヤニヤからニタニタ状態だ (~o~)
一般道路では凸凹でのピッチがちょっと気になったが、高速に上がるとほとんど問題ないようだ。トレーラー連結時の最高速度は80kmなので、暫くはその速度で走行する。大型トラックやら軽自動車などからも追い越しされるがグッと我慢。そうしているとお母さんが「私も運転してみたい!」と言ってきた。長距離では交代しながらの走行が理想だから慣れてもらう為にも直ちに交代する事にする。本当はずっと運転したかったのだが・・・ (^^ゞ
お母さんは「やっぱりちょっと重たいわね〜」などと言いながら、ニヤニヤしている。やはりお母さんもテンションが上がっているようだ。そして「追い越ししてもいい?」などと尋ねてくる。「今日だけは慎重に行こうヨ」となだめる。
パーキングで昼食をとり、そのままお母さんの運転で無事にキャンプ場へ到着する事ができた。「これで、かなり遠い所へもキャンプに行けるな」と考えると、再びニタニタしてしまった。

キャンプ場へは「トレーラーを購入したばかりなので、停めやすい場所を」とお願いしていたし、ガラガラ状態なので自由にサイトを選べる事ができた。
とはいえ、一番難しいとされている車庫入れバックが必要である。もう何日も前からイメージトレーニングだけはしていたがどうなる事やら。
でもその成果か、何と!切り替えし1回で所定の位置へ。「お〜すごい!」とお母さん。お父さんは威厳を保つ為に「当たり前だ」という顔をしながら、内心はニコニコ(~o~)

その後、トレーラーを切り放し、ジャッキアップを済ませ外部電源を繋ぐ。そして、TVアンテナをセッティングしヘッド車から液晶TVを持ち込む。以前那須では室内アンテナで受信出来なかったので、今回はUHFのロッドアンテナを用意した。「写った!写った!」と子供達。
外はかなり風が強く寒い、サイド(ライト)オーニングは出さないほうが良いみたいである。外用のイスとテーブルも用意してきたが、トレーラーの中で充分にくつろぐ事が出来るのである(~o~) もっとも風が強すぎて大好きな焚き火が出来なかったのは残念であったが・・・。
暫くして夕食の買い出しに出掛ける。「そうそう!ヘッド車で自由に動けるのがトレーラーの良い所なんだよネ」などと話しながらまたもやニタニタ状態。当然子供達はトレーラーで留守番である。テントで留守番よりも安心して出掛けられる様な気がする(~o~)

夕食をはさんで、お父さんはヌクヌクのトレーラーの中で冷酒をいただく事に。これがまた美味い!寒い冬に暖かい部屋で飲む冷酒ってのは本当に美味いんですよネ(~o~)
そうしていると、夕食の後片付けをしていたお母さんが「あれ? お湯(水)が出なくなったヨ!」と叫んでいる。清水タンクがカラッポになってしまったのだ。あまりにも快適で、自宅にいるのと同じようにジャンジャンと使いきってしまったのだ。(いつもは10lのポリタンクで一泊位は充分なのに・・・)(^^ゞ
と言う事は、当然排水タンク(15l)も?・・・。急いで外に出て確認してみると見事に溢れ出していた。いや〜失敗失敗(-_-;)
排水は折畳のバケツで捨てる事が出来たが、清水用のポリタンクは持ってきていなかったので、給水は出来ない。あきらめて「トレーラーだからといって堕落しないでサニタリーに通うようにしよう!」とボイラーなどの水抜きをする事にした。それにしても、何もない場所でのPキャンでなくて本当に助かった。水は命ですからね〜。でも、こうした失敗の積み重ねが必要なんですよネ(^^ゞ

スイフト5は自然対流型のFFヒーターなので、室内の温度ムラなどを心配していたが、結構快適である。今夜はグッスリ眠れそう。

翌朝、目が覚めてびっくりした(*_*)
一面銀世界なのである。そして雪はどんどん降って来る。今までのテントキャンプでの撤収を考えたらゾッとしたが、改めて「トレーラーを購入して良かった」と思えてきて顔面が緩んでくる。ニヤニヤ・ニタニタ(~o~)
[これで季節も距離も本当に関係ない]と再びニヤニヤ・ニタニタ(~o~)

帰路はそうとう気を遣いました。ヘッド車はスタッドレスを履いているけど、トレーラーはノーマルタイヤ。キャンプ場の方は「トレーラー置いていってもいいですよ、預かってあげますよ。」と言ってくれたが、後で取りに来るのもかなり大変なので、取りあえず出発する事に。幸いな事に高速は止っていなかったし(50K規制だった)、栗子峠も雪がなかったので無事自宅に到着する事ができた(~o~)

自宅に戻って、カセットトイレの処理に取り掛かる。今回は初めてだからとオシッコだけ使用してみた。意外に簡単に処理できたし、匂いも全然気にならない。この分だと大の方でも大丈夫のようだ(~o~)
トイレの始末は購入前からお父さんの仕事と約束させられていたが、愛する家族の糞尿だと思えば苦にならないで処理出来そうである(~o~)

それにしても、初めてのトレーラーキャンプであったが、色々勉強になった。幾つか改造したい点(所)なども発見した。
改造などにつては、おいおいHPにも載せるつもりである。

さあ! 次はどこへ行こうかな? (^○^)


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